1、365日のお誕生日
世の中に色々お祝い事がありますが、
毎日お祝いがあるのは、お誕生日ぐらいでしょうか。
365人、家族・知人がいたら、ほぼ毎日が誰かのお誕生日です。
また回数でいうと、日本では人口の数だけ誕生日があります。
1億2000万回のお誕生日。
お誕生日のお祝いに何をあげようか?と、
日々考え、悩むことも多いでしょう。
赤ちゃんや子供はともかく、節目節目のお誕生日。
そこで登場しますのは、やはり胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は、決めのギフト。
胡蝶蘭の花言葉は、「幸福を運んで来る!」。
愛おしい幸せになって欲しい人に、
自然と胡蝶蘭を贈りたくなる。
胡蝶蘭のあるところ、幸福あり!ですね‼
2、節目のお誕生日
2-1不惑の誕生日
「論語」にありますように、
四十にして惑わず、です。
人生も中間点、折り返し点。
更なる成長を期して、親が子供に胡蝶蘭を贈る。
美しいですね。
胡蝶蘭が、以降の幸福を運んで来ます!
2-2知命の誕生日
同じく「論語」から、五十にして天命を知る。
人生の方向が決まり、天命に邁進する。
これは、大人の元服のようなものと捉えたいですね。
白い大きな胡蝶蘭。
正に、きりっと心が引き締まり、
これからの新しい人生のスタートが切れますね!
2-3還暦のお誕生日
還暦とは、60年で干支(えと)が一回りして、また再び生まれ年の干支の還る。
それで、還暦と言われているのです。
干支の「支」は「十二支」のこと。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二種類。
干支の「干」は、十干のこと。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十種類。
木火土金水の五行を陰陽に配したもの。
この干支の12種類と10種類の組み合わせが60通りあり、
60年で一回りです。
還暦は長寿の祝いの一発目であり、赤いちゃんちゃんこなど、
赤いものを贈る風習があります。
2-4古希のお誕生日
古希は元々、古稀でした。
中国、唐の代の詩人、杜甫の「人生七十古来稀」という、
有名な一節があります。
昔は、七十まで生きるのはとても稀であり、
七十歳のお誕生日を、古希としてお祝いします。
古希を象徴する色は紫です。
2-5喜寿のお誕生日
喜寿は77歳の長寿の祝いです。
喜寿は「喜」という字の草書体が、
七十七と見えることに由来しています。
喜寿を象徴する色は紫色です。
2-6米寿のお誕生日
米寿は88歳の長寿のお祝いです。
漢字の「米」という字を分解すると、「八」「十」「八」になることから、
八十八のお誕生日を「米寿」というようになりました。
日本では「八」が末広がりの縁起のいい数字とされ、八が二つ重なる88歳をお祝いの年とする風習が生まれました。
米寿のお祝いの色は、黄色か金色とされています。
2-7白寿のお誕生日
白寿のお祝いは、99歳のお誕生日です。
「百」という漢字から「一」を取ると「白」になります。
百ひく一は九十九になるため、99歳の長寿の祝いは「白寿」と名付けられました。
白寿は、日本発祥のお祝いです。
白寿のお祝いの色は名前のとおり、白です。