最高の栄誉を祝う:叙勲祝い・褒章祝いに贈る胡蝶蘭の選び方と厳格なマナー
叙勲(じょくん)及び褒章(ほうしょう)は、長年の功績や功労が認められ、国家から勲章が授与される人生で最も名誉ある慶事です。このような格式高いお祝いの席では、贈る胡蝶蘭も最高の品質と、細部にまで行き届いた配慮が必要です。
胡蝶蘭専門のプロとして、叙勲・褒章という特別な場面で、失礼なく、最高の祝福の気持ちが伝わる胡蝶蘭を選ぶためのポイントと、贈答の際のエチケットを解説します。
1. 叙勲祝い・褒章祝いにふさわしい「品格」と「格調高さ」
叙勲祝いは、公的な功績を称える場です。胡蝶蘭を選ぶ際は、華やかさ以上に「品格」と「格調高さ」を最優先してください。
色の選択:純白の胡蝶蘭が基本
- 「純白」の大輪が唯一無二の選択肢: 叙勲・褒章のような公的なお祝いでは、純粋さ、清廉潔白、そして威厳を象徴する大輪の白が唯一無二の選択です。勲章の荘厳な雰囲気を損なわず、最高の敬意を示すことができます。
- ピンクや黄色は避ける: 個人的なお祝いとは異なり、ピンクや黄色などの色付きは、場の格調高さにそぐわないと判断される可能性があります。
サイズと本数:格式に合わせた「特選品」を選ぶ
- 3本立ち以上の「特選品」: 最低でも大輪3本立ちを選びます。特にお世話になった方や、深い敬意を表したい場合は、5本立ちや、さらに豪華な7本立ちを選ぶのが適切です。
- 「輪の大きさ」と「密度」: 価格だけでなく、一輪一輪の花の輪が大きく、花茎にぎっしり詰まっている(特級品、特選品と呼ばれる)胡蝶蘭を選びましょう。豪華さが段違いで、贈られた際の見栄えが全く異なります。
2. 厳密な「贈答時期」と「お花の管理」への配慮
叙勲祝い・褒章祝いの胡蝶蘭は、飾られる場所やタイミングが特に重要になります。
贈る時期:受章決定後から伝達式の前後
- 受章発表後: 正式な受章発表後、または勲章の受章式の前後に贈るのが一般的です。
- 相手の都合を確認: ただし、受賞後は祝賀会やお客様の訪問で多忙になることが予想されます。必ず事前に相手のご家族や秘書の方にお届け日時の都合を確認し、迷惑にならないよう手配しましょう。
- 「宮中拝謁」に配慮: 皇居での宮中拝謁の日程がある場合は、その前後を避け、相手の都合の良い日を選びます。
相手に手間をかけさせない配慮
- ラッピング: 豪華なラッピングが必須です。
- お手入れ方法: 叙勲の祝い・褒章祝いとして贈られる胡蝶蘭は非常に多いため、簡単な水やり方法を記載したカードを添えると、受け取った側の印象がよくなります。
3. 最高の敬意を示す「立札」の正しい書き方
叙勲祝い・褒章祝いの胡蝶蘭には、立札(たてふだ)を付けることが必須です。この立札の書き方は、格式を重んじる場面で最も重要視されます。
必須のフォーマット(縦書き)
- 頭書き(真ん中): 「祝 御綬章(ごじゅしょう)」 または 「祝叙勲」「祝藍綬褒章」など
- 贈り主名(左側): 会社名、役職名、氏名
- 受章者名(右側): 受章された方の氏名 (敬称を付けます)
敬称と文字色の注意点
- 敬称は「様」を付けない: 叙勲祝いの立札には、以前は受章者に対して「様」などの敬称を付けないのが正式なマナーでしたが、最近は敬称を付ける場合が多いです。
- 文字色: 慶事では頭書きは赤文字で、贈り主名、受章者名は黒字にすることが普通になって来ました。
- 個人名より団体名: 会社や団体として贈る場合は、代表者名よりも会社名や部署名を大きく記載し、組織全体での祝福の意を伝えるのが一般的です。
4. 信頼できる「胡蝶蘭専門店」を選ぶ理由
叙勲祝い・褒章祝いに贈る胡蝶蘭は、品質に一切の妥協が許されません。
- 品質の保証: 胡蝶蘭専門店は、最高品質の特級品や優良品種を厳選して仕入れています。これにより、花持ちの良さ、花の大きさ、株の健康状態が保たれます。
- ラッピングと立札の知識: 叙勲祝いにふさわしいラッピングや立札の正確なマナーを熟知しており、プロとしての対応が期待できます。
- 配送への配慮: 厳重な梱包と確実な配送手配により、大切な贈り物を最高の状態で届けてくれます。
【プロからの最後のメッセージ】
叙勲祝いの胡蝶蘭は、その「白い色」「豪華な輪数」「完璧な立札」の三位一体で、最高の敬意と祝福の気持ちを伝えます。
ぜひ、これらのポイントに配慮し、受章された方の栄誉を心から祝う、最高の胡蝶蘭を選んでください。
叙勲祝い・褒章祝いの胡蝶蘭は、その品質と品揃えに定評のある「胡蝶蘭の日本フラワー」をご指名下さい。
