お中元に胡蝶蘭を贈るのはアリ?選び方のポイントとマナーを解説
お中元といえば、夏のご挨拶としてお世話になった方に感謝の気持ちを伝える大切な習慣。
食品や飲み物が一般的ですが、最近では「胡蝶蘭」を贈る方も増えています。
とはいえ、「お中元にお花ってどうなんだろう?」「失礼にならないかな?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?
この記事では、
- お中元に胡蝶蘭を贈るのはアリなのか?
- どんな人におすすめか?
- 選び方や注意点
について、詳しく解説します。
お中元に胡蝶蘭を贈るのはマナー的にOK?
結論から言えば、マナー的にもOKです。
胡蝶蘭は「幸福を運んでくる」「繁栄」「感謝」といった縁起のよい花言葉を持ち、
ビジネスシーンでも慶事の贈り物として定番の花です。
そのため、次のような方には特におすすめです。
胡蝶蘭をお中元におすすめしたい相手
- 会社の取引先やお得意様
- 日ごろからお世話になっている先生や恩師
- 独立・開業・昇進をされた方へのお祝いを兼ねた贈り物
- 花が好きな方、高級感ある贈り物を好む方
特にビジネスシーンでは、食品よりも「形が残る」ものや「香りが強すぎない花」が好まれることもあります。
胡蝶蘭はその点でも適しています。
お中元に贈る胡蝶蘭の選び方
サイズ
贈る相手の自宅・オフィスの広さを考慮して選びましょう。
- ミディサイズ(小さめで可愛らしい):個人宅向け
- 大輪胡蝶蘭3本立ち:法人やビジネスシーンに定番
- 5本立ち以上:特別なお祝い・格式高い贈り物におすすめ
色の選び方
- 白:定番で清潔感があり、どんな相手にも贈りやすい
- ピンク:華やかで優しい印象。親しい相手や女性向けに
- 黄色:明るく元気な印象。若々しさを感じるギフトに
※赤リップの胡蝶蘭(中心が赤)は縁起物として人気があります。
※とりわけ中元期は、花持ちに優れている白の胡蝶蘭がお勧めです。
胡蝶蘭を贈る際の注意点
お届け日
お中元の時期は、地域によって多少異なりますが、
- 関東:7月初旬〜15日ごろ(遅くても20日までに)
- 関西:8月初旬〜15日ごろ
生花である胡蝶蘭は、相手が在宅している日時を確認してお届けするのがベストです。
熨斗(のし)の書き方
- 表書き:「お中元」
- 名入れ:自分の名前(フルネームや会社名)
法人で贈る場合は、部署名や役職を記載することもあります。
胡蝶蘭は長持ちする「印象に残るギフト」
胡蝶蘭は正しく管理すれば1ヶ月以上花を楽しむことができるため、
食品のようにすぐに消えてしまうことがなく、贈られた側の印象に残りやすいのも魅力です。
また、水やりの頻度も少なく、手間がかからないため「忙しい方」にも喜ばれます。
まとめ|特別な感謝の気持ちを伝える「胡蝶蘭のお中元」
「心からの感謝を、上質な形で伝えたい」
そんな気持ちに応えてくれるのが胡蝶蘭です。
食品が定番だからこそ、他と差がつく「胡蝶蘭のお中元」。
胡蝶蘭を頂いたことがない方が多いので、相手の記憶に残る贈り物になること請け合いです!